きっぷに書いてある記号、文字の意味(1)
- keisei3304f
- 2020年3月11日
- 読了時間: 2分
ここでは初心者、特にこれからきっぷの収集をしたいだとか旅行の記念にきっぷを持ち帰ったけどこの記号はどういう意味なのかと興味を持った方向けにきっぷに書いてある記号や文字の意味を説明していきます。

前橋→新前橋の片道乗車券です。なんの変哲もない初乗りのマルス券ですが、多くのことが読み取れます。左上にICと書かれていると思いますがこれはSuicaやPASMOといった、IC乗車券できっぷが購入されたことを意味しています。これが、クレジットカードで購入した場合にはC制、東C、クレジットなどといった文字が印字されます。クレジットカードの場合は払い戻しに制限があるので重要な表記になります。
続いて、経由欄です。両毛とありますがこれは両毛線を経由するという意味になります。たまたま線区名が書かれていますがきっぷによっては駅名が印字されることもあります。駅名を表示するのにも意味があるので後ほど紹介します。
下のほうに目を向けると前橋駅FC3発行と書いてあります。これは前橋駅のMV50C形券売機、指定席券売機の3号機で発行されたという意味です。MV50Cとかいう暗号のようなものが出てきましたが、これも後程別の記事で紹介します。下のほうには(2 - )と書かれていますね。これはJR東日本管内で発券された自社完結のきっぷという意味です。 1:北海道、2:東日本、3:東海、4:西日本、5:四国、6:九州という意味です。旅行会社での場合は所在地のJR会社の番号が印字されるものと思われます。また、東京→博多などの場合は自社だけでなくJR西日本管内までのきっぷなので(2 - タ)となります。
右下にC23と書いてあります。これは誤取り消し防止符号といいます。誤取り消し防止符号に関しては少々難しい説明になるので、ここでは払い戻し作業(控除)の鍵となる符号であるとだけ言っておきます。
次回に続く
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