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定期入場券のはなし

  • 執筆者の写真: keisei3304f
    keisei3304f
  • 2020年7月20日
  • 読了時間: 2分

 久々の更新となります。多忙だったり、モチベが上がらなかったりしてなかなか更新できませんでしたが夏休みはその分がんばって更新しようと思うのでよろしくお願いします。

 さて、今回は定期入場券の紹介をしようと思います。写真は東京駅の定期入場券になります。

 この写真では名前と一緒に隠してしまいましたが、値段は3,950円です。普通入場券は140円ですから29回入場してようやくもとが取れる計算になります。もしかしたら元を取るのがもっとも難しい定期券かもしれません。そんな定期入場券、いったい何のためにあるのでしょうか? 実は、どこの駅でも買えるというものでは無かったりもします。2020年7月現在、定期入場券が発売されていることで有名な駅を上げていきましょう


JR東日本 青森、一ノ関、東京、高尾

JR東海 桑名

東武鉄道 春日部


これらの駅に共通していることは、「自由通路などがないために駅が存在することで線路をはさんだ往来を阻害してしまう」ということです。つまり、特に必要と認められた駅でしか定期入場券の発売はないことになります。そのような場合にこの定期入場券を使って、改札内に入り反対側の改札に抜けることで時間を短縮するというわけです。しかし、先日自由通路が整備された新宿駅ではなぜか定期入場券の発売は行われておりませんでした。これは東京メトロの駅通路を使った迂回ルートが至近にあったことが理由だと推測されます。ともあれ定期入場券はこのような特殊な環境の駅でのみ売られているということになります。また、沿線自治体によっては住民に定期入場券購入の補助金が出されているところもあります。

 そんな定期入場券ですが、最近では自由通路の整備に伴い売らなくなる駅も出てきています。青森や桑名は駅改良工事で定期入場券を売ることはなくなるそうです。購入はお早めに。

 
 
 

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