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きっぷに書いてある記号・文字の意味(2)

  • 執筆者の写真: keisei3304f
    keisei3304f
  • 2020年3月11日
  • 読了時間: 2分

指定席券売機やみどりの窓口できっぷを買うと、上野駅中央F1発行だとか津田沼駅E1発行、幕張本郷駅VF1発行といった発行箇所が記載されます。少し昔の乗車券だとA1発行や@1発行といった印字と出会うかもしれません。これらの印字にはどのような意味が隠されているのでしょうか?  マルス端末には様々な種類があります。みどりの窓口にあるようなものだとME4形、MR52形などがあります。一方で指定席券売機にはMV50形、MV50C形などがあります。このような違いが発行箇所に反映されているのです。


 

 上の2枚のきっぷを比べてみましょう。左のきっぷの発行箇所は神田駅F1発行と書いてあります。これは「神田駅の発券端末MR52形1号機で発券されましたよ」という意味です。MR52形はみどりの窓口にある端末なので一般客向けに言えば神田駅のみどりの窓口の1番で発券されましたといいかえることもできますね。一方で右のきっぷ。神田駅VF2発行と書いています。これは「神田駅のMV50形端末の2号機で発券されましたよ」という意味です。同じ発券端末なのに会社によって発券箇所の印字が異なる例もあります。


豊橋→熱海の片道乗車券、新幹線自由席特急券です。発券箇所には大阪駅MK83と書かれています。別の発券端末による発券のようにも思えますが、実際には神田駅と同じMV50形端末による発券です。このように会社によって発券箇所の印字が異なる例は多いので情報がまとまり次第、また紹介したいと思います。ところでこのきっぷには(4 - タ)とあります。これは前回紹介した通り「JR西日本」の駅で発券された、「自社完結でない」乗車券ということになりますね。



 
 
 

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